職場の先輩におすすめされたタイ料理屋さんに行った。
生春巻きと、トムヤムクンラーメンと、シンハー。美味しかった。
私は生まれて初めてトムヤムクンを口にしたかもしれない。あんなに酸味があるとは知らなかった。てっきり辛いものかと。酸味よりも辛さを欲していたので、乾燥唐辛子をかけて食べた。
シンハーも美味しかった。とは言っても、ビールの味の違いなどさっぱりわからないのだけど。ビールが卓上にあるだけで「っぽい」食卓になる。「っぽいな〜」と思いながら、おひとり様タイ料理屋夕食を楽しんだ。
斉藤洋さん『かげろうのむこうで(翔の四季 夏)』を読んだ。ネタバレあり感想。
小学生の男の子が、ちょっと不思議な人たちと、ちょっと不思議な一夏を過ごす物語。
「ちょっと不思議な人たち」というのは、元社長のおじさんとおじさんの飼い犬のジャーマン・シェパード、霊感のある友達、同じマンションに住む芸能人、生真面目なお父さんなど。「ちょっと不思議な一夏」というのは、偶然出会ったおじさんの飼い犬を週2回散歩させることになったり、友達が学校の先生を好きになったり、芸能人と秘密を共有したり、幽霊を見たり見なかったり。
主人公の翔は、中学受験に向けて進学教室に通う男の子。思慮深くきっちりした優等生なので、こちらがハラハラしてしまうような言動・行動はない。他者との距離感や考え方が現代的。好きな主人公です。この後彼がどんな経験を積んでいくのか知りたい。シリーズ続編も読みたくなりました。
印象に残ったのは、友達の持つ「見える/見えない」の感覚を翔なりに解釈する場面。季節や天候によって見えたり見えなかったりする富士山を自宅マンションから眺めながら、「こういうことなのかも」と想像する翔は、優しくて賢い。
物語の最後に、素敵な人や動物が死を迎えてしまうのはつらかったけど、描かれ方が穏やか。翔と一緒にショックを乗り越えられた。
先日、子どもに薦める本の選定をしていたとき。先輩から、
「どこまで読んでも情景描写ばっかりでなかなか話が進まないような、退屈な本じゃなくて〜」
というフレーズが飛び出した。
私の職場には、本をたくさん読む人が集まっている。そんな人の口からこういう言葉が出てきたことに驚き、同時にとてもほっとした。
私の中のどこかに、「小難しい本を軽やかに読みこなしてこその読書家」という固定観念がある。それがゆえに、小難しい本が苦手な私は、自分を憧れの「読書家」の枠に当てはめることができず、情けなく思っていた。
小難しい本を退屈だと感じてもいいのだ、という、当たり前といえば当たり前の考え方に出会い、目の覚めるような思いだった。気持ちが楽になった。
もっと自由に本を読もう。
母の日。祖父母の家に行った。
母が祖母の肩にカーディガンを掛け、カーネーションを手渡す光景。言葉を交わす光景。母が母の日を過ごす、限られた時間。
祖母は随分意識がはっきりしている。一時はどうなることかと思ったが。一方祖父は、寝ているのか起きているのかもわからない状態。でも目を開け、私の姿を見ると、名前を呼んだ。私のことがまだわかるようで、ほっとした。
今日、催し物でギリシア神話の「パンドラ」が語られるのを聞いた。
箱に込められていた「苦しみ」、その中に「老い」があった。本来、人は皆不老不死だったのだが、パンドラが箱を開けてしまったことによって苦しみが世に放たれ、人は老いるようになったというのだ。
老いは苦しみ。確かにそうだと思う。私の老いなどまだ序の口だろうが、それでも、グラス一杯のオレンジジュースを一気飲みしただけで胃がもたれ、吐き気に見舞われたのには悲しくなった。年々、腰や膝に痛みを感じる機会が増える。ライブ会場や劇場で客席を見渡すと、自分より若く可愛い子がどんどん多くなる。先日、自分の顔にシミがあることに気がついた。見慣れすぎていて認識できていなかったのだが、ある日を境に、自分の左頬にあるそれがシミであると、急に悟った。
今日、祖母がこう話していた。「年を取ると、出来ないことが増える。情けないほどに。ときどきね、涙が出るよ。嫌になるね」
「若い」と言われなくなることが怖い。老いることが怖い。いつかこの恐怖を克服できるのだろうか。
母の日なのに、そんなことを考えていた。
来月、メイドカフェに行くことになった。
今日会った友達二人と、なぜか「メイドカフェに行こう」という話に。二人は何度か行ったことがあるらしい。
私は未経験。でも実は過去に、地元のメイドカフェに突撃しようと思い、一人で建物の前まで行ったことがある。
当時の私は、切実に話し相手を欲していた。友達ではなく、知らない人と話したいという欲望が、理由もなく高まっていた。そこで目をつけたのがメイドカフェ。調べると地元に何軒かあり、その中に、オタクを自称するメイドが在籍する店舗を見つけた。「ここだ!」と思った。
マップを見ながらひと気のない路地を歩き、目的の建物に到着した。店舗はビルの4階か5階か。エレベーターの前まで行き、ボタンを押そうとした。押せなかった。人差し指を伸ばし、ボタンのそばに持っていく。ボタンが押せない。どうしても勇気が出ない。
一度エレベーターの前を離れ、自分を鼓舞した。考えろ。私はディズニーシーに一人で行ったことがある。東京ドームシティの周回型脱出ゲームに一人で参加し、一人で観覧車に乗ったことがある。カップルや家族連れが跋扈する場所だって気にせず、一人で大手を振って歩いてきたじゃないか。なぜメイドカフェはだめなんだ。そんなはずがないだろう。
もう一度エレベーターに歩み寄り、ボタンを押そうと腕を上げる。……だめだった。どうしてもそこから先に進めなかった。私はとぼとぼと建物を後にした。
その一件は、おひとり様行動が得意な私の唯一の黒星となった。「メイドカフェ」と聞くと、今も苦々しくその記憶を思い出す。
ついにリベンジのときが来た。来月は友人たちと行くことになるが、いずれは一人で訪問し、メイドカフェに、そしてあの時の自分に勝利したい。
『人狼TLPT トランスミッション』第4ステージを観た。
1月のEXAM以来のTLPT。何よりびっくりしたのは、感染症対策の厳しさ!最近はどんどん規制が緩和されてマスクを外す人が増え、私はついこの間、声出しありのジャニーズのライブで大騒ぎしたところなので、「チケットは自分でもぎってください」「お客様同士の会話を控えてください」などのアナウンスに心底驚いた。まるで2、3年前にタイムスリップしたみたい。EXAMではもう少しゆるかった気がする。何かこうなるきっかけがあったのかな。主催が用心深いのだなと思った。
久々にパーフェクトが取れて、写真をもらえた。いつぶりだろう……逆張りしまくりでことごとく外すことが多かったので、素直に推理して正解に辿り着けたのが気持ちよかった。
個人的に一番笑ったのはジャック。力いっぱい声を張り上げて真霊媒だと訴える姿が可愛かった。パッション一辺倒で清々しい。今までパッションのイメージが強かったレオが理論派に見えるくらい。そんなジャックをサポートするダンカンやメイソンがまた一段と頼もしくてかっこよかった。ムサシと対戦してみてほしいな!絶対におもしろそう。
セシルを見ながら、私が白衣フェチなことを再認識した。脚が長かった。ひょろ長くて白衣でメガネ。ルックスがとても私好みだった。
今日出演していた中で好きなメンバーは、ソールとユリウス。ソールは突拍子もない発言をするのに根はしっかりとしていて視野が広いのが好き。ユリウスはプロポーションと佇まいとキャラ。オープニング、サミーがユリウスを抱きかかえる場面で一人で盛り上がってしまった。
TLPTは安定でおもしろい。OrbitとFLAGも楽しみ。