図書館に行こうと思っていたのに、行かなかった。小鳥のエサを買いに行こうと思っていたのに、行かなかった。一歩も家から出なかった。
一日中華ドラを観た。「風中の縁」。
残り10話を切ったところで、ものすごく美しい女性が登場した。画面に映っていると目が離せない。とにかく美しい。
誰だろうと思って調べたらディリラバだった。名前はたくさん聞いていたのに顔を認識していなかったので、いまさら新鮮な出会いを果たせた。美しかった。
ディリラバの顔をたくさん見られるドラマを観たい。
みなとみらいで開催されたタイフェスティバルに行った。
いくつかの屋台が立ち並び、タイのお土産品や料理を売るというもの。付近のぴあアリーナでは、タイのスター俳優たちがコンサートを開催していた。
私は、去年開催されたタイ俳優のファンミーティングの記念Tシャツを着て行った。このTシャツは、母と妹がイベントに参加したときに買ったらしい。私はイベントに行っていないし、そもそもタイのエンタメ作品にほぼ触れたことがない。タイドラマファンの母と妹は着るのが恥ずかしいとのことで、事情をよくわかっていない私が着て、服としての本分を全うさせてあげたわけだ。
フェスティバルでは、タイの伝統的(?)な花飾りを買ったり、ハーブソルトのかかったフライドポテトを食べたり。母と妹とお揃いのミサンガを買って、足に巻いたりもした。ミサンガを巻いたのは初めてだったかもしれない。
会場は商業施設前の広場で、そこには床から水が噴き上がる水遊び場があった。気温が30度近かったこともあり、水着姿の子どもたちが水の柱を取り囲んでおおはしゃぎしていた。水が少し高く噴き上がるだけで大歓声。子どもの笑い声を聞くと、それだけでなんだか良い日のように思える。サックスカルテットの路上ライブを聴きながら、水遊びをする子どもたちをしばらく眺めていた。
そのあとは、商業施設に入ってたこやきを食べたり、服を買ったり、コメダ珈琲でシロノワールを食べたり。そういえば、シロノワールを食べるのも初めてだった。
母と妹と3人で出掛けるのは久しぶりだった。こういう休日は貴重だ。もっとこういう時間が増えたらいい。
退団1周年だった。
あれから1年。まだたった1年か、という感覚。
いろいろなことがあった。一番大きかったのは、舞台刀剣乱舞で刀剣男士になった綾さんを観られたこと。もともと好きな刀剣乱舞と、もともと好きな綾さんが、出会う日が来るなんて。発表から千穐楽の日までずっと夢のようだった。
退団後初出演作品の『阿国』も忘れられない。心の奥から動かされた。舞台を、役者を、演じることを、演劇を愛するすべての人を寿ぐようなあの作品に出会えて幸せだった。
正直、自分の中の心境の変化は感じている。在団中は、何かに追い立てられるような不安や焦りを抱えながら劇場の椅子に座ったり、このまま死にたいと思うほどの多幸感に包まれながら劇場をあとにしたりすることがあった。今はそこまでのダイナミックな感情の起伏がない。出るグッズは全部買う、というコンプリート主義もやめてしまった。穏やかに、少し離れたところから、綾さんの第二の人生を見守りたい、という気持ち。綾さんの幸せを心から願っている。
応援のスタンスは少し変わったけれど、綾さんのことが大好きなのは変わらない。これからも。綾さんが綾さんの願う人生を叶えられますように。
子どもたちの前で絵本を読んだ。
普段からわりと読む機会が多いけど、今回は少し事情が違う。地域のボランティア団体主催のおはなし会にゲストとして出演し、しかもトップバッターで読むことになっていた。
私は緊張が体に出やすい。息が上がったり、手が震えたり、顔が引き攣ったり。今回も緊張してしまうのではないかと不安だった。
結論から言うと、杞憂だった。子どもたちの反応が良くて、まったく緊張しなかった。息も上がらない。手も震えない。顔も引き攣らない。むしろ楽しんで読みきることができた。
以前、親子連れ十数組の前で15分ほど一人語りをするという経験もしたことがある。この緊張しいの私には絶対に無理だと思った。でもなんとかなった。楽しかった。子どもの反応が良かったから。
つくづく、こういうものは受け手次第だと思う。アイドルがよく「お客様に助けられた」と言うのは、こういうことだ。私もよき受け手でありたいものだと思った。
オンラインマーダーミステリーで遊んだ。楽しかった。
マダミスの後は、できるだけふせったーに感想を残したいと思っている。どんなシナリオだったか、何がおもしろかったかを記録しておきたいのもあるし、作者さんご本人が覗いてくれることが多いので、作者さんにプレイヤーの「楽しかった」という声を届けたいのもある。同卓した人に自分の視点を披露することでおもしろがってもらえたらいい、という思いもある。
と言っても最近めっきり書けていないけど。プレイ終了が深夜になることが多くて、体力がもたず寝落ちしてしまう。
今回久々にふせったーに感想を投稿した。早速作者さんがいいねしてくれて嬉しかった。モチベーションのひとかけらにでもなれたらいいな。
好きなアイドルがドッキリを仕掛けられていた。
私はドッキリ番組があまり好きではない。身の回りのちょっとしたサプライズは好きだけど、入念に人を騙してその人の内面を暴こうとするタイプのドッキリは苦手。その横暴さが。
今回のドッキリも人の善意を試すような内容だったので、企画そのものは好きではなかった……けれど、そのアイドルが放つ言葉の一つひとつが優しくて、思いやりに満ちていて、力強くて、うっかり泣いてしまった。ドッキリ番組を観て泣いたの初めて。
「自分は他の人に比べて劣るのではないか」と悩む友人に対して、「他人の優れた点と自分のだめな点を比較して落ち込んでいるのではないか」「あなたにはあなたの良さがあり、あなたにしかできないことがある」と懸命に励ます温かさ。アイドルという仕事に年齢的な制限があることを自覚しながら、「自分は今、所属グループのメンバーの生活まで背負って仕事している、だからがんばらなくては」と自身を奮い立たせる、その責任感、使命感。わかっていたつもりだけど、改めて、並大抵の覚悟ではないことを知った。
何かに区切りをつけるときの彼の判断基準についても知った。自分がリタイアした後ライバルが成功したとき、悔しく感じるか否か。少しでも悔しいと感じる可能性があるなら、辞めるべきではないと。
あの人がアイドルを辞める決断をする日は、いつか絶対に来る。でも彼のあの言葉を聞いた今は、きっとその決断は最高に喜ばしいものなのだと思えるようになった。やりきった、思い残すことはない、ということだから。誰かと比較してどうとかじゃない、1位になったとかどこに立てたとかじゃない。あくまで絶対的な、自己実現の話。
あの人ががんばっているから、私もがんばろうと思える。私も誰かと比較するのではなく、自分のために、自分を囲むたくさんの大切な人のために。ドッキリは好きではないけど、あの言葉を届けてもらえてよかった。
最近再演された『舞姫』。その初演がスカイステージで放映されたので観た。
圧巻だった。宝塚オリジナル脚本はその人にあてて書かれるので、やはり役と個性がガチッとはまっている。
特に、終盤の相沢の歌〜エリス発狂の場面。相沢の残酷なまでにまっすぐ語りかける歌声、エリスが限界を超える瞬間。手芸をしながら観ていたのだけど、画面から目が離せなかった。引き込まれた。みつるさんとゆまちゃんのカップルもとても良い。若くて、荒々しくて、命を燃やしている感じ。
私は初演の東京公演を観ていた。もう15年くらい前?まだ子どもだったけど、子どもながらに心動かされたのを覚えている。些細なことほど印象に残っているもので、「ホットワイン」という言葉に驚いたのを覚えている。ワインを温めて飲むの?ワインって冷蔵庫に入ってるものじゃないの?と。大人になって行ったクリスマスマーケットでホットワインを見つけたときは嬉しかった。飲んでみたらおいしかった。ドイツの冬、舞姫の世界に想いを馳せた。
また『舞姫』みたいな作品が作られたらいいな。その人、そのカンパニーだからこそ、という作品。再演もいいけどね。